投資ノート【先乗り株カレッジ:資金管理術】
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基礎1:失敗にやさしく自分に厳しく
失敗にやさしく自分に厳しく
- 株式市場では予期せぬ下落が起こる。
→株式市場では新型コロナなど予期せぬ下落に会うことが多い。
→ブラック・スワンと言われる。
・ブラック・スワン
市場において、予想ができず、起きたときの衝撃が大きい事象のことをいう。 - それはそれで諦めるが、その後の対応が大事。
→何が一番効率よく上がるのか。
→個別銘柄に対する投資論ではない。
→目的は「総額をピーク時に戻す」というのを忘れ無いこと。
→いつがピークだったのか知らなくてはならない。
将来の目標が壊れるのは、「ブラックスワン」のような「事故」が起きるときで、それを早く回復することが大事である。
- 自己管理をしないと資金のピークが判らない。
→損は仕方が無いが、反省といくらまで取り戻すかを早く考える。
→そのためには、「何が効率的か」を考える。
→生徒の中には資産を自分でグラフ化している人もいる。
→証券会社によってはグラフ化して管理出来るものもある。 - 自己管理はめんどくさい。
・日々時間がない。
・資産にあまり変動がない。
・大体という感覚で見てしまう。
→この考え方では管理とは言わない。
→見ているだけである。 - 癖つける大切さ。
→人に報告するとやらざるを得ない。
→大金持ちになった人は必ず資産管理を行っている。
→大きく増える瞬間が、だんだん判ってくる。
→損を怖がらなくなる。
→値動きやニュースに敏感になって来る。
→自分の資金だから当たり前のことである。 - 損切りが出来ない。
・損切りが出来ないのは「上がる株式を見つける自信が無いから」である。
→資産管理と反発資産、市場効率と確実性を考える。
→タイミングが合わなければ待つ。
→株価の底で買うよりも底入れして買う方が良く儲かることが多い。
最後にまとめ
- 株式市場では予期せぬ下落が起こる「ブラック・スワン」。
- 自己管理をしないと資金のピークが判らない。
- 「自己管理はめんどくさい」という考え方では、管理とは言わない。
- 癖つける大切さ。
- 損切りが出来ないのは「上がる株式を見つける自信が無いから」である。
基礎2:管理と方法
日々チェックをする
- 買値・株数・総額を書く。
・年間損益は税金対応もあるから書いておく方が良い。
・信用と現物の区別をするべき。
・評価損益は自分の反省や選択の材料になるから、書いた方が良い。
<総額の考え方>
株(現物)の資産+現金+先物や信用取引の評価損益。
- 市場の内容によって資産の増加と減額を丁寧に行う。
→安いから増やすとは限らない。
→勝負するときに行動する。
→「回転する銘柄」と「回転しない銘柄」をはっきりしておく。
大きな収入源「還付」
- 人間は儲かったものは売るが損していると売りたくない。
→儲かった物ばかり売ると利益だけが積み上がる。
→利益は税金が20%かかっている。
→「還付」は、大きな収入源という考え方。 - 今年の利益が1000万円の場合。
・200万円の税金がかかって800万円。
・持ち玉の評価損が500万円だと、実質的なプラスは300万円程度になる。
→500万円損を出すと100万円返って来る。
→利益は300万円程減るが、手取りは400万円のプラス。 - 評価損の方が多い場合。
・先の例は良い方で、得てして悪い地合いだと利食いよりも評価損の方が多い状況になることが多い。
1. 一つ一つ片づける癖をつける。
2. 一回売って本当にその銘柄が買いたくなるか考えてみる。
3. その見方に間違いが無いか否かを確認する。
4. 追証など売らざるを得なくなって売る物ではない。
損切クロス
- 信用取引は必要最小限しか使わないが、口座は持っておいた方が良い。
→他が儲かって損がある株をクロス(売り買い同時注文)する。
→個別株は損するが、買い単価を下げることが出来る。
→現実、損も出る。
→基本的には寄り付きで行う。
【注意1】
現物はクロスしても買い単価は前回買ったものと今回買った物の平均値で計算される。
従って、現物株の場合は「現物売り、信用の買い」を一時行っておいて、後日「現引き」という作業を行うと、買い単価は信用取引で買った値段で計上される。
信用取引の場合は信用のままクロス商いを行う。
【注意2】
これらの売買は市場の状況もあるが、「総額」で今年どのくらい儲かっているのか、総資産は増えているのかと考えながら行う。
儲かっている株式を「売らなくて良い」ようにコントロールしていくことが大事である。
最後にまとめ
- 買値・株数・総額を書く。
- 市場の内容によって資産の増加と減額を丁寧に行う。
- 人間は儲かったものは売るが、損していると売りたくない。
- 損切クロス。
- 儲かっている株式を「売らなくて良い」ようにコントロールしていくことが大事。
実戦編:確認とまとめ
総額による資金管理
- 資産運用で大事なのは「総額」で考えること。
・資金管理は口座の「総額」である。
・「総額」で市場に合わせてポジション管理をする。(現金比率も含む)
・個別の値段を基準にすると、ロスカットが遅れる。
・「売ったら後にさらに上がった」、「売らなかったら買値に戻った」は結果論 である。
・「売って上がっても構わない」という感覚。
・上がる株を見つける自信が無いから投げられない。
資金管理に対する考え方
- 口座を綺麗にする。
・口座が負(マイナス)の状態で推移すると次の発想になかなかなれない。
・「口座を綺麗にする」とは、次の展開に備えて、対応しておくことである。
・キャッシュポジションを高めることである。
・投資比率が大事である。
・個人投資家は、信用維持率に気を付けよう! - 考え方として、源太はナンピンを嫌う。
①処分をして資金の効率性から銘柄を選択する。
②市場の変化のタイミングから“損切りクロス”をする。
③持ち玉を組み替えることで、市場に対する発想を変える。
運用テクニカル
- 市場は強弱観とは別に【運用テクニカル】を駆使しなければならない。
・源太カレンダーなどを参考にポジションを強弱させる。
・市場の流れに合わせて土台の見直しや投資比率を変化させる。
・強気でもポジションを減らしながら、核の銘柄の入れ替えを考える。
・保有株の中で上がった株式を利食いするのが個人投資家。
・上がっている株式より、動きの悪いものをどうするか?
生徒の事例
- 2021年2月26日、日経平均が1202円大幅に下がった日。
・ここで生徒が送ってきた状況を紹介する。
(1)ビデオに出演した生徒。
(2)300万円から10年で1億2000万円になった生徒。 - (1)ビデオに出演した生徒。
・下がることを前提に持ち玉は少ない。
→この方は初心者だから勝負はしていない。
→1年半程度でこの位にはなれる。 - (2)300万円から10年で1億2000万円になった生徒。
→この方は銘柄数を増やしている。
→普段はキャッシュポジションが高い。
→この3分の1、ジェクシード、神東塗料、サンキャピ、カイカはただの株券。
→こうした物を積み上げていく。
→資産から外す方も存在する。
→下落時は候補株式を多く買っておく。 - 投資の仕方。
→投資資金は各銘柄以外に凸凹。
→上がる物の効率を考えた配分。
→低位株は金額ではなく株数を押さえる。
→指数に絡むときは先物・オプションという派生商品でカバー。
→将来性ある技術物と指数が下がったことという勝負物を考える。
最後にまとめ
- 資産運用で大事なのは「総額」で考えること。
- 「売って上がっても構わない」という感覚。
- 「口座を綺麗にする」とは、次の展開に備えて、対応しておくことである。
- 市場は強弱観とは別に【運用テクニカル】を駆使しなければならない。
- 上がっている株式より、動きの悪いものをどうするか?